この記事では楽天回線エリアなのにパートナー回線につながってしまう時の対処法について解説していきます。
- 楽天回線エリアなのにパートナー回線に繋がる時の対処法
- iPhoneは機種によってはパートナー回線が優先接続になる
- 自動で回線が切り替わらない理由
楽天回線対応製品であればエリアや状況に応じて自動で回線を切り替えてくれます。
今回は楽天モバイルでiPhoneをお使いの方で疑問に感じるであろう楽天回線に繋がりにくい現象についても詳しく解説していきたいと思います。
楽天回線エリアなのにパートナー回線に繋がる時の対処法
エリアマップで確認すると楽天回線エリアなのにパートナー回線に繋がる時の対処法をお伝えします。
その方法は「機内モードのON・OFF」です。
- 機内モードをONにして電波をシャットアウトします。
- 電波が立っていないことが確認できたら次は機内モードをOFFにします。
この手順で電波を拾い直します。
実際に回線が切り替わっているかは「my楽天モバイルアプリ」から確認してみてください。
機内モードで改善できない場合
機内モードで改善できない場合は以下の理由が考えらます。
- 遮蔽物(壁・地下)の関係で楽天回線が届かない場所
- iPhoneは機種によってはパートナー回線が優先接続になる
遮蔽物(壁・地下)の関係で楽天回線が届かない場所
楽天回線は遮蔽物に強くはありません。
楽天回線エリアの中であっても地下や百貨店など壁が厚い建物の中では電波が届かないケースがあります。その際はプラチナバンド(繋がりやすい電波)であるパートナー回線を拾います。
家の中で回線が繋がらない場合も玄関先え出ると繋がるケースもあります。
周波数帯が高い=速度が出やすいが障害物に弱い →楽天回線(1.7GHz-1.8GHz)
周波数帯が高い=速度が出にくいが障害物に強い →パートナー回線(800MHz)
iPhoneは機種によってはパートナー回線が優先接続になる
iPhone 6s / iPhone 6s Plus / iPhone SE(第1世代) / iPhone 7 / iPhone 7 Plus / iPhone 8 / iPhone 8 Plus / iPhone Xをご利用の場合「楽天回線」と「パートナー回線」が両方拾える環境下にある場合、パートナー回線と接続します。
<iPhone 6s / iPhone 6s Plus / iPhone SE(第1世代) / iPhone 7 / iPhone 7 Plus / iPhone 8 / iPhone 8 Plus / iPhone Xをご利用の場合>
iPhone 6s PlusからiPhone Xまでのシリーズの場合は、以下の方法をお試しください。・楽天回線のみつながるエリアへ移動
[iPhone] 楽天回線とパートナー回線が自動で切り替わらない/楽天モバイル公式ホームページより引用
つまり上記の機種が楽天回線を利用するにはパートナー回線が飛んでいない楽天回線のみのエリアである必要があります。これはエリアマップでは確認できません。
楽天回線エリア内なのにパートナー回線になる理由
お使いの機種が自動切り替えに対応していない
楽天モバイル以外でスマートフォンを購入してSIMのみを楽天モバイルで契約している方に多いパターンです。
楽天回線対応製品以外の端末は回線の自動切り替えを保証していません。
上記の端末は楽天モバイル版とSIMフリー版の2種類存在しますが、楽天モバイルで購入された製品以外(SIMフリー版)は保証の対象外となっています。
自動で切り替わらない場合は機内モードのON・OFFで対応しましょう。
お使いのAndroid機種が楽天回線対応機種かを確認したい方はこちら。
iPhoneの自動切り替え対応機種についてはこちら。
楽天回線が届きにくい場所にいる
楽天回線は障害物に弱い傾向にあります。
安定した通信を行うために楽天回線エリアにいても通信が不安定な場合パートナー回線に切り替わることがあります。
不安定になるケースとしては「基地局から遠い」「障害物や電波の届きにくい建物の中」が主な理由として挙げらげます。
※楽天回線エリアであっても、地下、屋内、大きな商業ビルの屋内等の場所、電波の状況等によってパートナー回線を利用する通信となる場合があります。
通信・エリア/楽天モバイル公式ホームページ
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なぜ?iPhoneが楽天回線に繋がりにくい理由
iPhone12以前のモデルは自動切り替え非対応
2021年4月27日より、iPhoneのios14.4のアップデートとSIM挿入後のキャリアアップデートを実施する事でiPhone6s/6s Plus以降に発売されたiPhoneが楽天回線対応になりましたが、シリーズによって回線の切り替えの注意点があります。
現時点ではios14.4以上にアップデートされたiPhone12シリーズ以降のモデルしか回線の自動切り替えに対応していません。
つまり古いモデルのiPhoneも使えるようになったものの、回線の自動切り替えには対応していないということになります。回線の自動切り替えができない事で起こりうることは以下の2つ。
- パートナー回線接続中に「楽天回線のみのエリア」に移動した際に、回線が切り替わらず圏外になってしまう。
- パートナー回線接続中に「楽天回線エリア」に移動した際に、回線が切り替わらすパートナー回線を消費してしまう。(パートナー回線は月間のデータ使用量が5GB)
上記の2つをどのように対処するか、次にシリーズごとの対処法を見ていきましょう。
iPhoneシリーズ別の対処法
XR,XS,11,SE(第2世代)
<iPhone XR / iPhone XS / iPhone XS Max / iPhone 11 / 11 Pro / iPhone 11 Pro Max / iPhone SE(第2世代) をご利用の場合>
iPhone XRからiPhone SE(第2世代)までのシリーズの場合は、以下の方法をお試しください。
・機内モードのON/OFF
・本体の再起動
[iPhone] 楽天回線とパートナー回線が自動で切り替わらない/楽天モバイル公式ホームページより引用
月間のデータ通信量が5GBを超える方はこまめに機内モードを利用する事で、楽天回線エリアでパートナー回線を使い続けることを抑えることができそうですね。
ただ機内モードはあくまで電波の読み込みのやり直しなので、環境によっては再びパートナー回線に接続される事もあるかと思います。
またエリアを跨いだ際に切り替えがうまくいかず圏外になった場合は機内モードは有効と言えるでしょう。
6s,7,8,X
<iPhone 6s / iPhone 6s Plus / iPhone SE(第1世代) / iPhone 7 / iPhone 7 Plus / iPhone 8 / iPhone 8 Plus / iPhone Xをご利用の場合>
iPhone 6s PlusからiPhone Xまでのシリーズの場合は、以下の方法をお試しください。・楽天回線のみつながるエリアへ移動
[iPhone] 楽天回線とパートナー回線が自動で切り替わらない/楽天モバイル公式ホームページより引用
この該当のシリーズが楽天回線に接続する為には、「楽天回線のみのエリア」に移動しないといけない事になります。
そこから読み解くに「楽天回線+パートナー回線のエリア」で機内モードを行なっても楽天回線には切り替わらないという事になります。
- 楽天回線のみエリア(パートナー回線提供終了エリア)
- 楽天回線+パートナー回線エリア
- パートナー回線のみエリア
これがなかなか楽天回線に繋がらない理由の1つにあげられます。
だだしエリアを跨いだ際に切り替えがうまくいかず圏外になった場合は機内モードは有効と言えるでしょう。
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